フラット３５ってご存知ですか？

住宅金融支援機構の融資です。

窓口は各銀行ですが、

銀行独自に扱っているローンとは性質が異なります。

フラット３５の特徴をご説明します。

①金利が変わりません！

その名の通り35年金利が変わりません。

変わらない分、銀行の変動金利よりも

高めですが、安心感があります。

変動金利よりも高いと書きましたが、

私はその部分はデメリットではないと思っています。

「変動」しない安心感を買うという意味ですからね。

②団体信用生命保険への加入は任意です。

通常、住宅ローンへ加入する際は、

銀行負担で生命保険に加入します。

借主に万が一の事があれば、

保険が降りて残債を0円にしてくれるものです。

しかし、保険ですので、健康状態に

不備があれば加入することができません。

銀行のローンですと団体信用生命保険加入が

絶対ですので、保険加入できなければ基本的に融資はできません。

フラット３５はその保険か加入が任意です。

保険に加入できない方でも利用できます。

しかし、万が一のリスクはありますので注意が必要です。

もし保険に加入する場合は、借り入れ人が

自己負担で保険料を払う仕組みになっています。

住宅金融支援機構のHPで保険料の試算も

できますので参考にして下さい。

③年間返済比率は絶対です。

住宅金融支援機構のホームページにも記載されていますが、

年収400万未満と400万円以上で返済比率が定めれています。

フラット35はこの数値が絶対です。

少しでも数値をオーバーして借り入れをすることはできません。

言い方を変えれば、返済比率ぎりぎりまで

借り入れができますので、銀行のように年収以外のところで

査定が入ることがほぼないといえます。

（年収以外の事項とは、業種、勤続年数、

勤め先の業績、取引状況、家族の状況等）

その部分を考えると、特に自営業者の方などに

向いている融資と言えます。

自営業の方で、フラット35を利用する

場合の注意点があります。

フラット35は申告している年収で審査します。

申告が少ないと借り入れ可能額が少なくなります。

また、過去3年分の確定申告書が必要となります。

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普通の銀行融資では、

さまざまな状況を加味して借り入れ可能か

結果を出すので、極端に言えば年収はあるけれども、

思ったよりも借り入れできない場合もありますよね。

フラット３５は数値が絶対ですが、

ある意味公平性のある融資かもしれません。

（借り入れ人の信用情報に問題がないことが前提ですが・・・）

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